つみたてNISAの分配金コースは受取型で!【楽天証券】
今回はつみたてNISAでの、分配金コースについてお話します。
結論
つみたてNISAの分配金コースは受取型が良い
参考:つみたてNISA(積立NISA)取引ガイド | 楽天証券
複利はどうなるのか
再投資型を選ぶ人はおおよその方が複利を目当てにされているかと思います。
再投資型の仕組みとしては、分配金を再投資することによって、購入口数を増やすことで、利益を上げるということです。
つみたて投資の場合は、配当金を再投資していなくても、つみたてをしているわけですから、購入口数は増やされていきます。
また、つみたてNISAは年間40万円までしか投資できませんので、再投資型であふれたものは特定口座で買い付けることになります。
つまり、配当金を再投資するのではなく、つみたて金額を上げることで、口数増加という目的は達成されますので、受取型でも問題ないということです。
再投資型は税金がかからない?
税金面での心配をされる方もいらっしゃるかもしれません。
税金は「再投資型」であっても、「受取型」であっても、分配された時点で課税されますので、差はありません。
無論、NISA口座は非課税口座ですから、どちらの場合であっても非課税、税金0円が課税されますので、さらに差はありません。
再投資型のメリット
購入手数料がかかりません。
つまり、購入手数料が無料のものは、メリットがありません。
再投資型のデメリット
まずは、あたりまえですが、分配金を受け取れません。
つぎに大事なポイントですが、海外出国をする場合分配金コース「再投資型」の商品は、買付が発生するため保有できません。
そして、NISAで保有されている投資信託は、分配金コースの変更ができませんので、継続保有不可となり、課税口座へ振替後に分配金コースを「受取型」へ変更する必要があります。
海外出国とは、海外勤務や留学等のために出国し、1年以上にわたるまたは期間の定めがない日本以外での居住、または居住予定がある場合のことです。
この場合、あらかじめの届出が必要なのです。1年未満の旅行等は関係ありません。
参考:分配金コースの変更方法 | 取引ガイド | 投資信託 | 楽天証券
一括投資をする場合は再投資型がおすすめ
ここまで、受取型をおすすめしてきませんでしたが、一括投資をする場合は再投資型をおすすめします。
あくまで、つみたて投資の場合はつみたてを行っているので、口数を増やすことができることから「受取型」をおすすめしてきました。
しかし、積立投資ではなく一括投資の場合はつみたてを行いませんので、口数を増やすことができません。
よって、一括投資での分配金コースは「再投資型」をお勧めします。
どちらの場合であっても、買い付け平均単価を下げるために、暴落時の買い付けはしたほうがいいかもしれないですね。
ちなみに、特定口座へ移行後は分配金コースを変更できるはずですので、非課税期間が終わってから再考するものいいですね。
まとめ
・つみたてNISAでは「受取型」がおすすめ。
→旅行等の短期以外での海外出国しても運用継続ができる。
「再投資型」にしていると、特定口座への移管が必要
・特定口座での投資分は「分配金コース」を変更できる。
・一括投資は「再投資型」がおすすめ
それでは次の記事でお会いしましょう!
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